四季 春 

 

 

四季 春 (講談社文庫)

四季 春 (講談社文庫)

 

 

数年ぶりの森博嗣先生作品。

 

S&Mシリーズを読み終わったら、四季シリーズを読もう、読もうと思っていたけれども、今頃になってしまった。S&Mシリーズもほとんど忘れてしまったから、再読しようかな。。

 

で、四季シリーズ。中心人物はもちろんタイトルにもなっている真賀田四季

S&Mシリーズでも時々登場するが、わずかな登場でも絶大なる存在感。そんな彼女が中心になるシリーズの第一作。

 

「四季 春」は真賀田四季の幼少時代の話。

 

子供なのに、既に天才。尋常じゃない存在感にカリスマ性を擁する彼女の目線からではなく、傍にいる透明人間のような存在からの目線が多い。(真賀田四季が造りだした別人格?)春でいったん幼少期は終わるのかな?夏が楽しみです。

 

それにしても、森博嗣先生の作品はいい。きわめてロジカルで表現が難解だけど、洗練されたスマートさを感じる。

 

 

四季シリーズ、夏、秋、冬と続いてくので、しばらくは楽しめそうです。