会社の常識は社会の非常識

という言葉をどこかで聞いたことがあるが、

 

最近、大相撲で起きいている一連の問題は、

相撲協会の常識は社会の非常識。としか思えないのは気のせいでしょうか。

 

ちなみに、大相撲には興味が全くないので、あくまでも一個人の意見です。

 

日馬富士貴ノ岩に暴行したことが明らかになると、

 

連日のようにマスコミは騒いだ。昼間のワイドショーはどこもその話題。

 

横綱が暴行事件を起こしているのだから、マスコミに取り上げられても仕方ないことだが、いかんせんマスコミのレベルが尋常じゃなくひどい。

 

はじめは日馬富士は悪くないかのような報道が続き、

 

日馬富士貴ノ岩に暴行したのは貴ノ岩の態度が悪いからだ、とか意味のわからない日馬富士の援護がしばしあり、あたかも暴行を正当化するように問題を摩り替えてるワイドショーも多々あった。ホリエモンの「拝金」でもあったが、マスコミじゃなくて、マスゴミだなと思った。マスコミのレベルの低さはさておき、

 

相撲協会のこの事件に対する対応に納得する人はほとんどいないのではないでしょうか。日馬富士が引退し、貴乃花親方の理事解任で喧嘩両成敗という考えだったかどうかは知らないが、

 

貴乃花親方の理事解任の理由として、理由は主に下記2つ。

 

①報告義務の懈怠

②調査への協力拒否

 

組織の一員として、組織のルールを守らなかった点では貴乃花親方が批判される気もわからなくはないが、その組織の論理が果たして真っ当なものであるかどうかというところが重要なことなのかなと。

 

 

今回、春日野部屋元力士の傷害事件(2014年頃)が明らかになった。

 

春日野部屋に所属していた元力士が兄弟子から暴力を受け、引退。その後、元力士は兄弟子と親方を刑事告訴。親方は不起訴処分になったけど、兄弟子は引退。その後、有罪判決を受ける。

 

相撲協会はこれに対し、対応に問題がない。とのこと。

 

親方が広報部長になったのも傷害事件で不起訴になったあとだし、起訴処分となった元力士は引退したし、おそらくではあるけど、傷害事件が起きたあとに相撲協会にはきちんと報告もしているのだろう。だから、このことを公表せずにいたのかな。

 

ちなみに、春日野親方は2011年にも所属力士をゴルフクラブ(アイアン)で殴り、警察沙汰となったが、被害者の力士とは和解。相撲協会から厳重注意を受けている。このときは「弟子たちにはもうげんこつを入れない」とコメントしていたらしい。

 

あれ?不起訴処分になった傷害事件って2014年に起きてるじゃん。。

親方本人はげんこつ入れていないからいいのかな。

 

相撲ファンじゃないけど、見ていてあきれることばかりです。