タイトルがイマイチ

 

6時間後に君は死ぬ (講談社文庫)

6時間後に君は死ぬ (講談社文庫)

 

 

高野和明さんは13階段、ジェノサイドと読んだことがあるが、瞬間的に印象が強いけど、時間が経つとそれが薄まる。13階段もジェノサイドも読んでるときはいい小説だなーと思ったけど、実際、いま内容がほとんど思い出せない。不思議。

 

6時間後に君は死ぬ

 

タイトルが本当にイマイチ。

内容に関しては、短編かと思いきや、始まりと終わりはつながるという新しい構成。「ツナグ」と似たような感じなのかな。サスペンスかなーと思いきや、ミステリーかなーと迷ってると、ファンタジーさも感じるので、色んな雰囲気を楽しめるかと思いきや、読後感がもやっとしている。終わり方もちょっと納得しがたい部分がある。時間つぶしに読むならって感じかな。