事実と解釈
大学時代に一度マスコミに興味があって、マスコミ研究会なるものに在籍したことがある。が、垣間見えたのは、一種のおかしのマスコミに就職することへの執着でしかなかったし、内容自体もさほど面白くなかったので、すぐにやめた。あくまでもイメージでしかないけれども、一様にも言えないが、マスコミの職にはマスコミは崇高なものであると思っている節があるような気がする。その崇高なものが人の不倫の暴露とかだったりするからおかしもあるけれども。
のは、さておき。
沖縄米兵の救出報道 おわびと削除(1/2ページ) - 産経ニュース
この沖縄米兵の救出報道。。覚えてる。
つい前の沖縄米兵のヘリ窓が小学校に落下したことを受け、沖縄の地元紙2紙はこれらの問題を取り上げた(←当たり前)。
が、産経新聞が沖縄で日本人を救助するために米兵の方が意識不明の重体になっていることに関して、沖縄の地元2紙が取り上げていないのはおかしいと報道した。
ところが、この産経新聞の報道に関し、
米海軍隊は「(米兵は)救助行為をしていない」と否定。
今日の記事に至ったわけだ。
新聞紙の存在意義は何なのか。
事実を報じるならいまの時代、インターネットの方が早い。
その事実に加えて、解釈を加えるのが新聞紙の良さだと思える。(←もっともネットでできるけどのはさておき)
けれども、そもそも誤った事実を報じるのならば、もはや新聞紙失格だと思うわけ。
さらに、誤った事実で他社を批判するなんて本当に下種だと思う。
個人的には産経新聞が好きだったので、がっかりだ。