5月のスタート
5月の1冊目。
言わずもがな、JALのお話。初めての江上剛さん作品。読みやすくて、内容が簡潔すぎて、お手軽に読めるけれども、もうちょっと内容が濃くてもよいのではないかと思った。
JALの再生をモデルにした小説で、どこからどこまでが実際にあった話かどうかはわからないが、会社という組織が変わっていくのは途中のプロセスは面白かった。会社、もとい組織として大切だと思ったのは、リーダーの存在とそのリーダーが掲げる考え方(経営理念etc)などが組織の末端まで浸透しているかどうか。
JALは稲盛さんが会長に就任されてから、
企業理念とフィロソフィを新たに造り、それの浸透にリーダー研修や社員座談会などを行い、組織への浸透を図るようなことも行ってたみたいで、それだけではないと思うけれども、JAL再生にはこれも大きく影響しているのではないかと思った。
JAL再生の話と稲盛さんの本を今度は読んでみようと思う。