ひゃくはち
3月の3冊目。
早見和真さんの作品としても3冊目。
イノセント・デイズで知らない作家から気になる作家になったのだけれども、次の95はそんなに面白くなかった。からのひゃくはち。
面白い。どうやら著者の経験談に基づいた小説ではあるようだけれども、甲子園を目指す野球部に所属する高校生たちの青春小説。
面白い。野球部ではなかったのだけれども、高校時代を思い出させられました。主人公は補欠の野球部員だけど、補欠であるときの気持ち、ベンチ入りに選ばれたときの気持ち、試合に急遽出ることになったときの気持ち、どれもちょっとわかる気がする。
お父さんからの手紙も最高に感動しました。
この小説で当時一緒に甲子園を目指していた仲間はとある出来事で卒業後一切、会うことがなくなったが、8年ぶりにまた再会し、物語を締めくくる。最後は感動で涙止まらなかった。映画にもなってるみたいなので、時間があれば、見てみたいと思う。