初めまして

 2月の7冊目。

ピカソ青の時代の殺人 (ハルキ文庫)

ピカソ青の時代の殺人 (ハルキ文庫)

 

 

初めて読む作家さんってなんだか緊張する。ということで初めましての佐伯泰英さんの作品。時代小説はほとんど読まないのだけれども、佐伯泰英さんって時代小説のイメージだったけど、時代小説以外にも作品があることに驚き。

 

美術関係の話が意外に好きなので、読むのが楽しみだった。のだけれども、なんかすんなり小説の内容が入ってこない。小説を読むときはその小説の世界に入るようにしてるんだけど、いい小説はすぐにトリップするし、読み終わった後もその世界にしばらく浸れる。と思っている。

 

が、そうじゃない小説はなかなかその世界観になじめない。楽しめない。

 

この「ピカソ青の時代の殺人」でいうと、題材自体は面白いと思ったけど、なんかうまく入り込めなかった。けど、ピカソについて色々と勉強になった。話に出てきていたアンドレ・セバスチァンが実在の人物なのかどうかがすごい気になるところではある。

 

ピカソの話が意外に面白かったので、ピカソについて勉強してみよう。。