四季 夏

 

四季 夏 (講談社文庫)

四季 夏 (講談社文庫)

 

 

四季シリーズ、2作目。

 

小説の中には栞があって、

春は”組み立てられた春”と書いてあり、

夏は”取り替えられる夏”と書いてある。

 

春は四季の子供時代、

夏は思春期から大人になろうとする時期を書いているのだけれども、

 

あの冷徹無情(←イメージ)な四季が意外にも人間らしい一面を見せたことには驚いた。が、それも一瞬。夏の終わりは残酷だった。